アングラー田邉昌汰|堤防磯釣りの新境地!私が仁科漁港に魅せられた理由。

目次

待ち望んでいた釣り場を守る仕組み「海釣りGO」

私が海釣りGOを初めて利用したのは、2024年10月。ウキダンゴ釣りをメインに、堤防や港での釣行が多い時期でした。当時は、メジナのハイシーズンということもあり、「田子」や「仁科」など、現在海釣りGOが導入されている釣り場への渡船をよく利用していたため、このアプリの存在も自然と記憶に残りました。

海釣りGOのと出会う以前は、幼い頃から釣りを楽しんでいた多くの堤防や港が、次々と釣り禁止になっていく現実に直面し、「もう二度とあの場所で竿を出すことはできないんだな」と、どこか切ない気持ちにもなっていました。釣り人という存在は、時に行動次第で嫌われてしまうこともあります。ルールのない釣り場では、一部の心ない行動が、地域の方々や他の釣り人に迷惑をかけてしまうこともある。だからこそ、ルールのある釣り場を大切にし、みんなで守っていくことの重要性を強く感じていました。

そんな中で出会った「海釣りGO」という釣り場管理システムは、まさに私が心のどこかで待ち望んでいたものでした。「ここで釣りをしてもいいのか??」――そんな不安を抱えることなく、安心して釣りに集中できる環境。それが海釣りGOにはあります。

安心して釣りに集中できるから、釣りの魅力を満喫できる。上達の喜びもおおきい。

仁科漁港に魅せられた理由

仁科漁港は磯釣りをメインテーマとするプロアングラーの目からみても、釣り場としての魅力にあふれています。北と南の2本の堤防それぞれは、水深は勿論、餌取りや潮の流れも異なります。袋状になっている港内の穏やかな水域を利用したダンゴ釣りや、港外中心に潮流を読んで魚を寄せて食わせるフカセ釣りまで、幅広い釣り方をトライすることができます。手軽に入釣出来る場所でありながら、沖磯に負けない程のポテンシャルを秘めており、私にとってはトーナメントの練習にもってこい。食事もできて温泉もあり、体に負担をかけずとも、家族やカップルでも本格的な磯釣りを楽しめる。仁科漁港だからできる遊び方だと思います。

仁科漁港 北側堤防の釣果&ヒットシーン。内側も外側も、付け根も防波堤もどこでも釣れる。適度な浅さが攻めやすく、その日のパターンを読み切って魚を出すことができる。

南側堤防も北側とポテンシャルは変わらない。コマセをうまく効かせることで、湾内のみならず、湾外からも魚を呼び寄せることが出来る。潮の流れを意識してポイントを作り出そう!

釣り場が減り、年々釣りという遊びがしにくくなっていく中で、良き釣り場を増やして残していく、その活動にどれだけ貢献できるかが今の時代のプロアングラーとしての役目だと感じています。仁科漁港をホームのひとつとして、堤防釣りを通じて、遠方から来られたお客様や地域の皆様との交流を深め、自分なりの磯釣りの楽しみ方を伝えていければと思っています。釣り場で出会ったら、気軽に声をかけてくださいね!一緒に楽しい釣り場を作っていきましょう!

田子漁港にて、社会科見学の学生さんたちに釣りをレクチャー。漁港の岸壁で気兼ねなく釣りを味わえるのは、海釣りGOという仕組みがあってこそ。釣り場を作り、釣り人を育てていく活動をこれからも継続していきたい。

田邉昌汰
MARUKYU フィールドテスター
YAIBA フィールドアドバイザー
MFG東日本
鱗友会
facebookInstagram

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次